平成27年度税制改正により、NISA(小額投資非課税制度)の拡充が行われました。
2014年1月にスタートしたNISAですが、同年の末日時点で口座開設数は824万件、購入総額は2兆9797億円という速報値が金融庁より発表されています。
現在の口座開設者の大半を占める中高年層より若年層へと投資家のすそ野を拡げるため、ジュニアNISAが創設されます。
年間80万円を上限に、0歳から19歳を対象とする未成年者専用のNISA口座での非課税枠が創設され、親権者等が未成年者に代わって運用を行い、未成年者が一定年齢に達するまでは払い出し制限があります。
また、現行のNISAについても非課税枠が100万円から120万円に引き上げられます。
適用期日等の詳しい内容は、国税庁のホームページをご参照ください。