5月30日、国税庁は平成30年分の確定申告状況等について発表しました。

まず、所得税及び復興特別所得税については、申告した人員は2,222万人と前年に比べ1.1%増加しました。所得金額は42兆1,274億円で1.7%増、申告納税額も3兆1,941億円と前年より2.5%増加しました。土地等の譲渡所得については、所得金額は5兆328億円で前年より増加しておりますが、株式等の譲渡所得については所得金額3兆1,941億円と減少しました。

個人事業者の消費税は、申告件数が113万5千件と前年より0.3%減りましたが、納税申告額は5,932億円と0.02%増加しました。また、贈与税は、申告人員は49万4千人で、そのうち申告納税額のある人は36万人、申告納税額は2,788億円と前年比34.2%の増となりました。

なお、e-Taxの利用状況等については、e-Taxで所得税等の申告書を提出した人は5,425千人で29年分から17%の増加となりました。また今年から始まったスマートフォンで申告書を作成・提出した人は36万6千人で来年1月からはスマホ申告がもっと便利になるようです。

国税庁ホームページより