千葉の税理士、長谷川陽介税理士事務所 江尻です。

前回の続きです。

人に物事を伝えるというのは本当に難しい事です。

本来は価値のある情報も伝え方によっては意味のないものになってしまいます。
お客様に限らず、相手が何を求めているのかを把握することは簡単ではありません。
今回の社長のように、言葉に出して伝えて下さるのはとてもありがたいことですが、すべての人が言葉に出してくれるとは限りません。

しかし、たとえ相手が直接言葉に出してくれなくても、相手の意図を汲み取り、相手の立場になって物事を考え、そして迅速に相手の欲しい情報を提供できれば税理士事務所として、お客様との信頼関係を築くことに繋がっていくのではないでしょうか。

相手の意図を汲み取る力、そして相手の欲している情報を伝える力、どちらが欠けても本当に価値のある情報は提供できないと思います。

私はどちらもまだまだ足りず、日々精進しなければいけないなと痛感しましたが、それに気付けたことが私にとって大きな一歩になったのではないかと感謝しています。